2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧
S. クレイグ・ザラー『Brawl in Cell Block 99』 いやはやすごい。すばらしい。そして、ひどいバイオレンス(笑) 彼の作った長編3作はいずれも通奏低音のように緊迫感を漂わせつつ、それは決して高揚していく事がありません。 いずれもかなりのバイオレンス…
森田芳光『そろばんずく』 森田作品の中でも破天荒さではトップクラスです。 『それから』で、なんと、夏目漱石の文学世界にまで突入してしまった直後に発表された、森田芳光の痛快作。 ト社とラ社というライバル関係にある広告代理店の対立を軸に描かれるか…
ジョン・フォード『リバティ・バランスを射った男』 ジェイムズ・スチュアートがジョン・ウェインを殴るという、なかなかにショッキングなシーンです。 ジョン・ウェインが最後にフォード作品に出演した映画として有名ですが、フォードはまたしても西部劇の…