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菅原文太出番少なめですが、面白いです。

映画

深作欣二『仁義なき闘い 広島死闘編』

 

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またしてもオープニングが原爆投下!

 

広島の村岡組と大友組のサグライフ&バイオレンスを中心に描く第2作。

深作欣二の演出は相変わらずハイヴォルテージで役者たちは実に嬉しそうに画面狭しと暴れ回っております。

アクションシーンは、明らかに前作よりもエスカレートしていて、とにかくすさまじく、キャメラワークのアングルの凝り方も、前作以上です。

広能組は港湾で細々と仕事をしているビンボな組でして(犬の肉を食っているほどです)、やむなく山守組の仕事を請け負う事で、この抗争に少しだけ関わる事になります。

今回は、村岡組が如何に広島市を牛耳っていくのか?がメインですので、菅原文太はあんまり出てきません。

しかし、その代わりに、大友組の組長を演じる、千葉真一がとりわけ躁病的なヤクザを演じておりまして、暴れたい放題です。

 

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楽しそうにやってますよね。

 

村岡組の組員を吊るし上げにして銃で嬉々として虐殺するシーンはかなりすさまじいです。

 

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川谷拓三を拷問の末、惨殺!

 

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 シリーズ屈指の惨殺シーン!

 

このシリーズでも屈指の残虐で凶暴な武闘派として、暴れまわり、とうとう逮捕されてしまい、大友組は壊滅してしまいます。

これと対照的なのが、村岡組の若衆、山中を演じる北大路欣也の愚直な狂犬ぶりが素晴らしいです。

 

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「人斬り以蔵」を演じる北大路欣也。村岡組の野望に使われる鉄砲玉を見事に演じました。

 

北大路は村岡組によっていいように利用されているだけの都合の良い道具でしかない姿を、見事に演じております。

北大路は決して演技がうまい役者とは言い難いですが、多分、本作で彼の体当たりの演技は畢生のものなのではないでしょうか。

また、全体をワザとザラザラとした質感の映像で撮影したキャメラも特筆すべきでしょう。

 

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村岡組は、山中のお陰で広島市の支配者となったのだが。