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バカ映画の金字塔!

鈴木則文『徳川セックス禁止令 色情大名』


TSUTAYAで借りるには躊躇するようなタイトルですが、普通に日本映画コーナーにあります(笑)。

この頃の東映のプログラムピクチャーには、挿入歌というものが必ずと言ってよくあるのですが、タイトルが「ジュテームはサヨナラのはじまり」です。

もうね、腰が抜けました(笑)。

冒頭の大奥の頭みたいな人(なんだそりゃ)が徳川家斉田中小実昌がやってます)の34女が九州の小大名に嫁ぐことに決まった時のお言葉が、最近の保守派の意見そのまんまな事に戦慄を覚えますが、その九州の小大名の家老が、殿山泰司なのに、ギャフンですよ(笑)。

もうね、全編好きなだけゲラゲラ笑って突っ込んでね。というサービスが満載!!!

チョイチョイ、昭和のオモロイ人たちが出演してるのが、もう、いちいちおかしいす(笑)。

何しろ、『トラック野郎』シリーズを撮った鈴木則文ですから、エロとギャグがてんこ盛りです。

バカ殿とボンクラ姫様が、本だけの知識だけで何とかセックスしようという、もう、バカとしか言いようのない内容をちゃんと撮っている鈴木則文の素晴らしさ。

藩の重役にとっては一大事なので、とにかく真剣そのものであるのがもう可笑しくて可笑しくて(笑)。

殿山泰司の「私が太鼓を叩きます!」はもう大爆笑しました(笑)。

「太鼓の通りなさりませ!」

で、ホントにそうするというね(笑)。

ココまでトコトン、武士社会をバカにした映画、ないですよ!

セックスがヘタである事を将軍家に言われるとコトだということで、藩主のテクニックを磨くために殿を修行されるとか(アフロヘアの黒人のおねえちゃんまで出てくるのです・笑)、とにかくすごいのですが、最後に登場する、サンドラ・ジュリアン演ずる「フランス人形」(笑)!!

フランス女なのにセックスシーンのサントラはなぜかタンゴなのは、『ラストタンゴ・イン・パリ』を意識しているのか?と思ったら、ナント、コッチのが公開が先!

こうして、「セックスマシーン」となった殿様がしでかすとんでもないことは見てのお楽しみということで(ま、タイトルまんまですが・笑)。

それにしても、渡辺文男がホントにアホな役やってますねえ。

そして、我らが山城新伍ちゃんが大活躍でございます(笑)。

完全に平和ボケしきった19世紀初頭の江戸と高度経済成長期を終えた1970年代のニッポンをシンクロさせるという、実はかなりシニカルな視点が見えてきます。

さあ、大混乱の藩を救うことはできるのか??

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