イタリア映画
リドリー・スコット『ハウス・オブ・グッチ』 見ていてすごく驚いたんですよ。 80歳を過ぎたリドリー・スコット監督が全く枯れていないんですよ。 2022年1月で84歳。未だに創作意欲が衰えない、リドリー・スコット監督。 このところ、映画の制作ペースがイ…
セルジオ・レオーネ『Once upon A Time in The West』 そんな映画あったっけ?in Americaの間違いでは?といわれそうですが、たしかにこの映画は存在しており、in The Westなんです。 タイトル通りの西部劇なのですが、マカロニ・ウェスタンの監督が、このジ…
セルジオ・レオーネ『Once Upon A Time in America』補論 この、ただコーヒーを飲むだけのシーンがヌードルスの凄みを表現してますね。 実は、完全版を見た後に、更に20分ほどのレオーネが泣く泣くカットしたシーンを補った、ホントの完全版がある事を知りま…
セルジオ・レオーネ『Once Upon A Time In America』 現行版はレオーネ監督が最終的にオーケーしたバージョンで、なんと、3時間50分もある大作です。 ニューヨークのユダヤ人ゲットー中心としたお話しです。 セルジオ・レオーネは、『Once Upon A Time In〜…
ヴァレリオ・ズルリーニ『激しい季節』 戦争とは無関係に生きる人々。ちょっと『ベニスに死す』っぽくもあります。 コレもなかなか見る事が困難だった作品で、幻の作品になってました。 ようやくDVD化して容易に見ることができるようになりました。 ムッソリ…
ミケランジェロ・アントニオーニ『砂丘』 今見てもカッコいいタイトル。 なんと、アントニオーニがサイケデリックの世界に。 サントラに、ピンク・フロイドやグレートフル・デッドと言った、気鋭のロックミュージシャンを起用し、学生運動とサイケデリックの…
ルキーノ・ヴィスコンティ『家族の肖像』 趣味で「家族の肖像」をコレクションする老教授。 とても変わった映画です。 というのも、バート・ランカスター演じる老教授のアパートメントから一切出る事がありません。 そこにやってくる、シルヴァーナ・マンガ…
ミケランジェロ・アントニオーニ『L'eclipse』 オープニングがいつもカッコいいんですよね、アントニオーニは。 邦題は誠に不愉快! 『暴力脱獄』(原題Cool Hand Luke)と並ぶ、最悪邦題と言ってよい(このタイトルのせいで、ツタヤでは、アクション映画のコ…
ミケランジェロ・アントニオーニ『夜』 白黒で無機的には映し出される高層ビル群が不穏で美しい。 末期ガンの友人のお見舞いにいく、マルチェロ・マストロヤンニとジャンヌ・モロー(結局、友人は亡くなってしまいます)。 マストロヤンニは白黒がホントに似…
ルキーノ・ヴィスコンティ『ヴェニスに死す』 高校から大学にかけて一番好きだった映画監督は、ヴィスコンティでした(笑)。 グスタフ・マーラーが好きだったこともあり、もう、飛びつきましたよ、レンタルビデオに(笑)! もう、何度も何度も見ましたなあ…